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パニック障害とは?

パニック障害は、突然「息ができない」「心臓が止まりそう」「死んでしまうのではないか」といった強い恐怖を伴う発作(パニック発作)が繰り返し起こる病気です。発作は数分から10分ほどでおさまることが多いものの、その強い不安体験が脳に残り、「また起きるのでは」と感じて外出を避けるようになることもあります。このような「予期不安」や「広場恐怖(発作が起きた場所を避ける行動)」が進むと、生活の範囲が大きく制限されてしまいます。

当院では、まず患者様の不安の特徴や発作の経過を丁寧に伺い、身体的な病気が隠れていないか確認します。そのうえで、SSRIなどの薬物療法と、少しずつ不安をコントロールしていく心理的支援(行動療法)を組み合わせて治療します。症状は適切な治療で改善が期待できますので、我慢せず早めにご相談ください。

パニック障害
Symptom

パニック障害の主な症状

  1. 突発的な発作(動悸、胸痛、めまい、発汗)
  2. 強い不安、予期不安
  3. 外出や人混みを避ける行動
Treatment

当院の治療方法

SSRIなどの抗うつ薬や抗不安薬を用い、発作への恐怖を軽減します。呼吸法や行動療法も組み合わせます。